2007年5月8日現在
〜LALU07'SS ITEM vol.1〜

何故かえらい寒い3月でとても着られたもんじゃない厚さのアイテムを紹介するのが憚られておりました、そしたらサーバーの引っ越し等が重なり紹介が遅れていましたが、満を持しての春物紹介です。今回はLALUの春夏物紹介第1弾です。今回から生地別注をかけたアイテムが登場するので要注目です。

ラルのベストセラーとも言うべき独特なシルエットの前開きスウェットです。06'AWの物は大きなスタンドカラーでしたが、今回はパーカになっています。そして袖口もリブ無しで、スウェットながらL/S Teeの様に使えます。そしてそして、何と言っても今回のディテールの肝はフロントジップにあります。前の合わせは通常真っ直ぐですが、今回のこのパーカはフロントにカーブがかけてあり、全部閉めると胸の辺りにポコッと膨らみが出ます。逆に開けると胸から左右に開いた感じになり、ラルの特徴的なデザインの一つである逆Vゾーンが出来ます。写真の色の他にヘザーグレイとインディゴブルーがあります。前回同様早い時期での完売が予想されるので前回買い逃している方はお早めに。

LALU SKIP FLEECY KNITTING SWEAT PARKA (税込)18,900

とうとう始めてしまったラルの別注・・・ヽ(*^,^*)ノ如何せんセレクトショップであるが故に見せたくても全てのアイテムを展開するのは不可能な現状で、B.A.Tに来て下さるお客様にどうしたらラルの魅力をより伝えることが出来るかを考えたら、肝な形に肝な生地を乗せた別注を提案せざるを得ないんです。本来ならオンリーショップを出せるアイテム数がある中から数点ピックアップしてみても、言ってみればフルコースで提案している店で、コースの中の一品一品を抜いて味が云々言ってるのと同じです。全体の調和の中でベーシックな物に面白い生地を乗せた物、凝ったデザインなので敢えて控えめな色使いでデザインを強調した物等を組み合わせて一つの世界観を打ち出しているのですから、当然ちょっと抜いたぐらいでそのブランドの美味しさは伝わりません。ですからやはり全体を煮詰めてより濃厚な味わいのラルを味わってもらうためには別注しか無いという結論に達しました。
 で、このコート。今回は左右非対称なアシンメトリーデザインではないトレンチコートをチョイスしました。秋冬でやったロングコートのデザインを軽くよりシンプルにアレンジした物です。それに綿麻のヘリンボーンの生地を乗せたのですが、この生地が非常に良いんです。麻と一口に言っても実は幾つか種類があって茎から作る靱皮繊維と葉脈繊維に分かれ、比較的柔らかく衣料用に使われるのは主に靱皮繊維の方。その中に亜麻(Linen)・苧麻(Ramie)・黄麻(Jute)・大麻(Hemp)の4種類があり、衣料用に使用されるのはリネンとラミーとヘンプで、今回使っているラミーは古来日本で栽培されていて絹麻とも呼ばれその名前の通り上品な光沢があり肌にべとつきません。フロントには敢えて釦を配せず、シンプルな仕上がりになっております。かなり長く真夏以外は羽織れるので、重宝すると思いますよ。

LALU COTTON/RAMIE HERINGBONE SHORT TRENCHI COAT(B.A.T Exclusive) (税込)44,100

これもまた別注なんですねぇf^_^;と言うのもこの生地は本来イージーパンツ用だったのですが、あまりの良さにこれはジャケットで欲しい!と思いまして別注してしまいました。このトリコチンという生地は表に出る縦糸が双糸(二本の糸を撚って作られた糸)で、横糸が単糸で織られています。馬に乗って戦っていた当時の騎兵用に使われていたためキャバリーツイルなどとも言われていますが、双糸と単糸合わせて3種類の素材を使うことが出来るので、糸の素材や番手を使い分けることにより様々な表情が出せる利点があるのです。この生地はその利点を最大限に生かすべく、双糸の方にはリネンとラミー2種類の麻を使い、単糸の方は身体に触れるので肌触りを重視して綿を使用しています。

そして形ですが、一見普通の一つボタンのジャケットに見えますが実はアシンメトリーなデザインで左右で丈が違っています。尚かつそのコンセプトを活かしつつベントを入れるため、ベントに写真の通り左身頃の生地を重ねて二重にしたデザインになっています。生地の表情とデザインが相まって絶妙な味に仕上がったと思います。内側も生地のとぎれがない本お台場仕様になっていて面白さと本気さが両立した一着です。お勧めです。

LALU COTTON/RAMIE/LINEN TRICOTIN 1B JACKET(B.A.T Exclusive) (税込)43,050

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